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台風7号に注意!

  • 2023年 08月 09日

11日(金)から15日(火)までの気象について解説いたします。

11日(金)は、父島の南東海上を北西へゆっくりと進む台風7号からの暖かく湿った空気が入り込む影響で、曇りで、雨も時折降りやすい見込みです。

風は、午前中は、北〜北東寄りの風が5〜8m/s程度吹き、午後も、北東〜東寄りの風が4〜7m/s程度でしょう。

なお、台風6号が残した南西寄りのうねりや、台風7号からの南東寄りのうねりがすでに入り始めている可能性があるので、沖合ではうねりが高くなり、注意が必要です。

12日(土)は、台風7号は、さらに発達して強い勢力となり、小笠原近海を北へゆっくりと進みそうです。そのため、引き続き、台風からの暖かく湿った空気の影響で雨が降りやすい見込みです。

風は、午前中は、北〜北東寄りの風が10m/s前後吹き続け、午後も多少弱まりつつも、北〜北東寄りの風が6〜8m/s程度は吹きそうです。

また、沖合では、さらに台風7号からの南東寄りのうねりが強まってくるでしょう。

13日(日)は、強い台風7号は、勢力を維持しながらさらに北上し、日本の南海上へ進んでくる見込みです。

雨も降りやすく、時折強い雨も降る可能性があります。

風は、北寄りの風がさらに強まり、10〜12m/s程度吹くでしょう。

沖合の波はさらに高く、荒れてくるでしょう。

14日(月)は、強い台風7号は、勢力を維持しながらさらに北上し、東海から関東付近に最接近、もしくは上陸する恐れがあります。

風は、北東のち東〜南東寄りの風がさらに強まり、12〜15m/sもしくはそれ以上吹き、うねりもさらに高くなり、大荒れとなるでしょう。

また、大雨や暴風、高波、高潮の恐れがあるので、海には近づかないようにしましょう。

15日(火)は、台風7号は、本州を縦断し、日本海、もしくは東北沖へ抜けていく可能性があります。

台風の影響は残り、雨もまだ降りやすいでしょう。

風は、初め南東寄りの風が非常に強く、20m/s、もしくはそれ以上吹き、午後にかけて徐々に弱まり、夕方には南〜南西寄りの風が10m/s前後となるでしょう。

なお、海では大荒れが続き、海には絶対に近づかないようにしましょう。

なお、台風7号の動きは、まだ不確定要素があるので、大きく予報が変わる可能性がありますので、常に最新の情報に十分に注意するようにしましょう。

8月9日(水)午前7時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士